エンゼルスの本拠地『エンゼル・スタジアム』を観戦体験記で紹介




大谷翔平選手の大活躍で話題のロサンゼルス・エンゼルスの本拠地球場エンゼル・スタジアムはカリフォルニア州・アナハイム市にあります。私はそこからアナハイム市からすぐ近くのアーバイン市という所に長年住んでいます。(ちなみに噂によると大谷選手もここアーバイン市に住んでいるそうです。)

私は大谷選手が入団する前からエンゼル・スタジアムへは年に数回ぐらいのペースで通っています。観戦パートナーは主に野球少年だった息子です。私も息子も特にエンゼルスのファンというわけではないので、下の写真のように対戦相手ヤンキースのTシャツを着て行ったりします。エンゼルス地元ファンとしてはマイナーな存在かもしれません。

予算と観戦レビュー

とある金融系シンクタンクが発表した内容によりますと、エンゼル・スタジアムはメジャーリーグの全30球場のうち、3番目に観戦費用が安い球場なんだそうです。平均的な2人連れが使う金額の内訳は下記の通り。

  • チケット2枚: $24.67
  • ホットドッグ2つ: $9
  • ビール2杯: $9
  • 駐車場代: $10

合計:$52.67
参照:https://www.gobankingrates.com/saving-money/entertainment/least-most-expensive-baseball-stadiums-watch-game/#4

最安値に近いチケットを買った例のようですが、実際に何回か出かけた記憶からしますと、遠からず当たっているかなという印象です。

きわめて個人的なエンゼル・スタジアムの全体評価(5つ星)

  • 治安:★★★★★
  • 雰囲気:★★★★★
  • アクセス:★★★☆☆
  • 費用:★★★★☆

メジャーリーグのチケット価格と買い方

 エンゼル・スタジアムはメジャーリーグでも入場者の多い方で人気の球場ですが、大抵の場合は満員にはなりません。当日入場券を球場のチケット売り場でも買えます。でも事前にオンラインで買う人が多いと思います。私達もいつもエンゼルス公式サイト(https://www.mlb.com/angels/tickets)で購入してから球場に行きます。今季なら大谷選手が登板する日曜日などは満員売り切れになっているみたいなので、無駄足にならないよう、やはり座席を確保してから球場に出かけた方が良いでしょうね。

お値段は日によって違います。平日より週末の方が高く、対戦相手が人気チームだとさらに高くなります。日曜日のデーゲームでイチローがいた頃のヤンキース戦を観に行ったことがありますが、外野席なのに1人80$ぐらいした記憶があります。

普段はネット裏の一番高い席で250$ぐらい、一番安い外野席のてっぺんで10$ぐらいです。私達は20~50$ぐらいの席を買うことが多いです。内野の端っこか外野席ですね。

エンゼル・スタジアムがあるアナハイム市はディズニーで有名

 日本のニュース等ではエンゼルスの本拠地を、あるときはロサンゼルスとし、あるときはアナハイムとすることがありますね。実はどちらも正しいです。エンゼルスの現在の球団正式名称はLos Angeles Angels of Anaheimですが、以前はカリフォルニア・エンゼルスであったり、ロサンゼルス・エンゼルスであったり、アナハイム・エンゼルスであったりした時期があるのです。2005年に現在のロサンゼルスとアナハイムを並べた名称に落ち着きました。ちなみにややこしいようですが、地名のLos Angeles はスペイン語、チーム名のAngelsは英語で、微妙に綴りが違うのはそのせいです。意味はどちらも「天使」のこと。

アナハイム市は何といっても元祖ディズニーランドで有名です。エンゼル・スタジアムはそのディズニーランドから約6kmほどしか離れていません。ロサンゼルス空港からは約50km程、南東に位置していて、ロサンゼルス名物の渋滞さえなければ車で約40分で着きます。アナハイム近辺に泊まっている場合は問題ありませんが、ロサンゼルスのダウンタウンやハリウッドみたいな遠くから観戦に行くとき、特に平日のナイター観戦はまさに帰宅ラッシュアワーどんぴしゃりの時間帯なので、早めに余裕をもって出かけることをオススメします。

臨時電車エンゼル・エクスプレス

 エンゼル・スタジアムのすぐ近くには鉄道(アムトラック)の駅もあり、野球シーズン中の平日にエンゼル・スタジアムで、ナイターがある日は試合開始と終了に合わせて『エンゼル・エクスプレス』という臨時電車も走っています。

ロサンゼルス近辺の各地から往復で大人7$子供4$5歳以下は無料とかなりお得な値段です。渋滞の心配もありませんし、球場の駐車場代(10$)も要りませんし、何と言っても帰りの運転を気にせずにビールが飲める!

一度試してみようかと思っていますが、ついつい車で出かけてしまい、私自身はこのエンゼル・エクスプレスを利用したことがありません。詳しい情報はこちら『エンゼル・エクスプレス公式サイト

いよいよエンゼル・スタジアムに入場

 車で行く場合は57番フリーウェイを北上していきますと左側にエンゼル・スタジアムとその大きなシンボルタワーがすぐ近くに目に入ってきます。


フリーウェイを降りてすぐ、巨大な駐車場に車を停めると、これもエンゼル・スタジアム名物の巨大な帽子のオブジェがある正面広場から入場です。いよいよですね。


美しい天然芝のフィールド

 球場に足を踏み入れるとまず目に入るのが天然芝のフィールドです。一年中晴天の多い南カリフォルニア、やはり野球はデーゲームで青空の下が一番だなといつも思います。いささか暑すぎる日もありますが。帽子と日焼け止めは必携ですね。勿論グローブも。

試合開始より早い時間に入場すると試合前のフリーバッティングを見ることが出来ます。私達は実は試合よりこちらが好きです。まだ観客席はまだらで、本当はいけないのでしょうが、自分の席とは関係なく、フィールドに一番近い最前列まで行ってかぶりつきで見ることも出来ます。私達はイチローの背面キャッチを20メートルぐらいの距離で見たことがありまして、その時は興奮しました! 一生の自慢です。

ボリューム満点のチーズ・ナチョス

1階席と2階席の間は回廊のようになっていて、ギフトショップや食べ物のお店が並んでいます。アメリカで野球場と言えばホットドッグやピーナッツが定番メニューで、エンゼル・スタジアムにもそのお店も多いです。だけどさすがアジア人口の多い南カリフォルニアだけあって、中華料理のテイクアウトもあります。土地柄でメキシコ料理のメニューも豊富です。レフト側外野席後方にはピクニック・テーブルが並んでいて、そこでゆっくり食べることも、自分の席で食べることも出来ます。


上の写真は私が好きなチーズ・ナチョスと缶ビールです。ナチョスは元はメキシコ料理だと思いますが、アメリカではポピュラーなビールのおつまみと化しています。エンゼル・スタジアムでチーズ・ナチョスを頼むと見ての通りヘルメットを形どった容器に入ってきます。お味の方はまあ大したことありませんが、ボリュームはかなりのもの。これだけでお腹は一杯になります。食べても食べても減らない(ように思える)ナチョスをつまみながらビールを飲んでいますと、ああ野球場に来てよかったなあといつも思います。

グルメレビュー

  • 味:★★★☆☆(可もなく不可もなく)
  • ボリューム:★★★★☆(普通の日本人なら持て余すでしょう。でもアメリカの他の場所に比べたらそれほどすごいわけでもない)
  • 雰囲気:★★★★★(青空の下で飲むビールは最高、言うことなし!)


レフト側外野席はブルペンも近くにあって、至近距離で投球練習を見ることが出来ます。これもエンゼル・スタジアム観戦の楽しみの一つです。すぐ近くでメジャー投手が投げるボールを見ることが出来るのですから野球ファンにとってはたまりません。さすがに迫力があります。

エンゼルスの選手がホームランを打つと花火が上がります。これはナイターの醍醐味ですね。時間帯とスタンドの角度によってはディズニーランドで上がっている花火が遠くから見えることもあります。

治安の良さは大きな安心材料

野球観戦の楽しみはその日のゲームの内容に大きく左右されます。どんなに素晴らしい席でどれだけ美味しいものを食べたとしても、贔屓のチームが大敗したらファンとしては面白くありません。逆もまた真なりですね。それはそれとして、エンゼル・スタジアムはスポーツ施設としての評価は私の中では非常に高いです。

その大きな理由の一つは近辺の治安がとても良いことです。さすがにディズニーランドのお膝元だけあります。他のメジャーリーグの本拠地球場はそれぞれの街の中心部にあることが多く、そのような場所は程度の差はあれ治安や交通事情が極端に悪くなるなどの都市問題を抱えています。誤解を恐れずに言えば、「危なそう」な雰囲気の立地条件なのですが、エンゼル・スタジアムは数少ない例外と言えるでしょう。

あえて難をつけるとしたら、試合後の駐車場の混雑が悩みの種です。皆が一斉に車で出口に殺到するので仕方がないのですが、駐車場を出るまで1時間近くかかったとこもあります。その意味でも、前述した臨時電車、エンゼル・エクスプレスを試してみる価値はありそうです。

在アーバイン  角谷 剛

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エンゼル・スタジアム 
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ABOUTこの記事をかいた人

角谷 剛

角谷剛 • 米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS) • コーチング及びスポーツ経営学修士(カリフォルニア州コンコルディア大学) • CrossFit L1 公認トレーナー • カリフォルニア州アーバイン市TVT高校クロスカントリー部監督 カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後に趣味のスポーツが高じてコーチ業に転身。  著書に「大人の部活―クロスフィットにはまる日々」(デザインエッグ社)がある。